こんにちは!上山建築です。
北陸地方は梅雨入りしたものの、真夏を思わせるような青空が広がり、暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、先日よりご案内しておりますWB工法の完成見学会もいよいよ今週末となりました。現場では完成検査を控え、検査対応に向けて慌ただしく過ごしています。
今回も前回に引き続き、WB工法を支える部材についてご紹介したいと思います。
今回ご紹介するのは、床下部分に取り付けられる「バリアヘルス」です。
WB工法は、壁の中の通気層を利用して家全体の空気を自然に循環させる仕組みですが、その快適性を支えているのが温度によって自動で開閉するさまざまな部材です。
以前ご紹介した「アンダーヘルス」は、基礎の風窓から入る外気を調整する役割を持っています。夏場は風窓を開いて床下の湿気や熱を排出し、冬場は閉じることで冷たい外気の侵入を防ぎます。
しかし、冬の床下は基礎コンクリートの影響を受けるため、外気ほどではないものの室内より低い温度になっています。
もし冬場も夏と同じように床下から壁内へ空気を流し続けると、せっかく暖めた室内の熱が奪われてしまい、快適性や省エネ性能の低下につながります。
そこで活躍するのが「バリアヘルス」です。
バリアヘルスは床下と壁内通気層の境界部分に設置される部材で、外気温の変化を感知して自動的に開閉します。
夏場は開いて床下の湿気や熱気を壁内へ流し、屋根から排出することで家全体の通気を促進します。一方で冬場は閉じることで、冷えた床下の空気が壁内へ流れ込むのを防ぎます。
つまり、季節に応じて空気の流れを自動で切り替え、家の中をより快適な環境に保ってくれるのです。
人が操作する必要はなく、温度の変化に合わせて自然に働いてくれるため、一年を通して快適な住環境づくりに貢献しています。
また、バリアヘルスの取付部分には丁寧にコーキング処理を施し、気密性もしっかり確保しています。WB工法の性能を十分に発揮するためには、このような細かな施工品質も重要なポイントです。
見学会では、完成後には見えなくなってしまうWB工法の仕組みについても資料や写真を用いてご説明いたします。
「なぜ夏は涼しく、冬は暖かいのか」
「壁の中はどのように空気が流れているのか」
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひこの機会にご体感ください。
次回は、快適な住まいを支える「断熱材」についてご紹介したいと思います。
それでは、今週末の完成見学会で皆さまとお会いできることを楽しみにしております。

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